ポルシェ、初のEVスポーツカーの生産準備…本社工場で1500名を新規雇用へ

ポルシェ・タイカンの最新プロトタイプ
ポルシェ・タイカンの最新プロトタイプ全 2 枚
ポルシェ(Porsche)は2月1日、初のEVスポーツカーの生産に向けた準備として、ドイツ・ツッフェンハウゼンの本社工場で1500名を新規に雇用すると発表した。

ポルシェ初のEVスポーツカーが、『タイカン』だ。タイカンは2019年に欧州で発売される予定。タイカンの導入により、ポルシェはツッフェンハウゼン本社工場で、1200名の新たな雇用を創出する。

このタイカンの派生モデルとなるのが、コンセプトカーの『ミッションEクロスツーリスモ』の市販バージョンだ。ミッションEクロスツーリスモは、4ドアのクロスツーリスモ。800Vのシステムを搭載し、急速充電ネットワークに接続できる。モーターの最大出力は600psで、航続は500km(NEDC)に到達する。ポルシェは、ミッションEクロスツーリスモの市販バージョンの生産により、ツッフェンハウゼン本社工場で300名の新たな雇用を創出する計画だ。

ポルシェの従業員は年々増加しており、2018年は初めて、全世界で3万人を突破し、3万2325名となった。ポルシェは2022年までに、エレクトロモビリティに60億ユーロ以上の投資を予定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  5. スバル『ソルテラ』改良新型は表情一新、338馬力の「XT」新設定...今秋米国発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る