四国土讃線に「ものがたり列車」、志士にちなむ新型…特急型を改造、2020年を目途に運行開始予定

列車のコンセプトを「志をつなぐ、明日へのものがたり “ミライ夢ミシ水平ノカナタヘ”」とし、幕末の偉人やそれを支えた女性、土佐の自然や風土への想いを寄せたものに。車体は「文明開化ロマンティシズム」をコンセプトに、文明開化の象徴ともいえる蒸気機関やロケットエンジン、明治期の装飾表現を組み合わせたデザインとする。
列車のコンセプトを「志をつなぐ、明日へのものがたり “ミライ夢ミシ水平ノカナタヘ”」とし、幕末の偉人やそれを支えた女性、土佐の自然や風土への想いを寄せたものに。車体は「文明開化ロマンティシズム」をコンセプトに、文明開化の象徴ともいえる蒸気機関やロケットエンジン、明治期の装飾表現を組み合わせたデザインとする。全 2 枚

JR四国は2月5日、2020年春を目途に新たな「ものがたり列車」を運行すると発表した。

【画像全2枚】

同社では2014年7月から『伊予灘ものがたり』、2017年4月から『四国まんなか千年ものがたり』と題した「ものがたり列車」という観光列車を運行しているが、これらに続く新たな列車は、150年ほど前に土佐に生きていた坂本龍馬や中岡慎太郎といった幕末の志士や彼らを支えた女性たちにちなみ、列車名を『志国土佐 時代(トキ)の夜明けものがたり』とし、土休日を中心に土讃線高知~窪川間で1往復を運行する計画。

編成はキハ185系特急型気動車2両編成で、定員は50人程度。「文明開化ロマンティシズム」を車体コンセプトとし、外観や内装デザインはJR四国社員が担当する。

列車の運行区間には高知城や太平洋といったスケールの大きな土佐の自然や風土が広がっており、JR四国では「土佐流のおもてなしに溢れた、新たなものがたり列車のはじまりにご期待ください」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 車のバッテリー復活・延命テク完全ガイド! 補充電とケミカルでここまで変わる~Weeklyメンテナンス~
  3. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  4. ハーレーダビッドソンが8車種にリコール…バランスが取れなくなり転倒するおそれ
  5. アウディ2026年モデル、ハード・ソフト両面で大幅アップデート…新ドライブモードや先進のドライバーアシスト機能搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る