【SUPER GT】レクサスGT500参戦陣営の2019年ドライバー編成発表…昨季F3王者の坪井翔がレギュラーシート獲得

GT500クラスを戦う「LEXUS LC500」(写真は2018年シーズン)。
GT500クラスを戦う「LEXUS LC500」(写真は2018年シーズン)。全 8 枚

7日、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)が2019年のモータースポーツ活動計画を発表し、レクサス「LC500」で参戦するSUPER GT/GT500クラスのドライバー編成が明らかになった。

【画像全8枚】

トヨタ/レクサスは国内外の多くのカテゴリー、シリーズにワークスあるいはカスタマー参戦している。世界ラリー選手権(WRC)の2019年シーズンは既に開幕しており、世界耐久選手権(WEC)は年跨ぎ制の2018/2019シーズンの途中。ということで、必然的に今回の発表で注目が集まるのは国内トップ2大シリーズ、SUPER GTとスーパーフォーミュラの2019年体制である(スーパーフォーミュラは別掲)。

トヨタはSUPER GT/GT500クラスの車両切換年となる来季2020年には新型スープラをベースとしたマシンでの参戦を決定しており、現行参戦車「レクサスLC500」で戦うのは今季2019年が最後と見られる。2017年のチャンピオンマシンは今季も6台が参戦し、昨季惜しくも逃したシリーズタイトルの奪還に挑む。

■2019年SUPER GT/GT500クラス参戦レクサス勢
#6 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也&山下健太/BS)
#19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資&坪井翔/YH)
#36 au TOM'S LC500(中嶋一貴&関口雄飛/BS)
#37 KeePer TOM'S LC500(平川亮&N.キャシディ/BS)
#38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路&石浦宏明/BS)
#39 DENSO KOBELCO SARD LC500(H.コバライネン&中山雄一/BS)

(*タイヤはBS=ブリヂストン、YH=ヨコハマ)

昨季からのコンビ継続は、一昨年の王者である#37 TOM’Sの平川&キャシディなど3組(#36、#37、#38)。他の3組については、全日本F3で(いわゆる総合部門の)チャンピオンになった経験を有する日本人選手3人が“動く”かたちになった。昨季は#19で戦っていた山下(16年F3王者)が#6に移籍し、坪井(18年F3王者)は#19、中山(13年F3王者)は#39で、それぞれ自身初のGT500レギュラーシートを獲得している。

なかでも注目されるのは、昨シーズン圧倒的な強さで全日本F3王者となった23歳の坪井だろう。坪井は昨季もGT500にスポットで参戦しており、その時に優勝争いをして2位に入る健闘を見せた実績がある(当時は#39に搭乗)。初のフル参戦となる今季、どんな走りを見せて、どんな結果を残すのか。坪井はスーパーフォーミュラにも同時昇格、今季は彼が次代のトヨタ/レクサスのエースとなっていくための試金石、そういうシーズンになりそうだ。

#6の大嶋、#19の国本、#39のコバライネンはいずれもチーム残留。なお、昨季のGT500で1勝している小林可夢偉は今季のレギュラーラインアップからは外れている。

また、GT300クラスには下記のトヨタ/レクサス勢が参戦する。

■2019年SUPER GT/GT500クラス参戦レクサス勢
#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(永井宏明&織戸学/YH)
#31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀&中山友貴/BS)
#35 arto RC F GT3(ドライバー未定/YH)
#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹&宮田莉朋/DL)
#96 K-tunes RC F GT3(新田守男&阪口晴南/BS)

(*タイヤはBS=ブリヂストン、YH=ヨコハマ、DL=ダンロップ)

GT500クラスに参戦する3メーカーのうち、ホンダは1月に今季体制を発表済み(既報)。日産は今月9日に今年のモータースポーツ活動についての発表会実施を予定しており、そこで今季のGT500参戦全陣容が出揃うことになると見られる。

2019年のSUPER GTシリーズは4月13~14日に岡山国際サーキットで開幕。また、3月には岡山(16~17日)と富士スピードウェイ(30~31日)にて公式合同テストが予定されている。

《遠藤俊幸》

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