ボルボ S60 新型、今秋日本導入予定!…米国仕様をスニークプレビュー

ボルボS60新型
ボルボS60新型全 18 枚

ボルボカーズは6月20日にボルボを代表するミッドサイズセダン『S60』の新型を欧州で発表。その日本導入時期は、今秋が予定されている。

新型は既に米国サウスカロライナ州チャールストンに完成したボルボカーズ初の米国工場で量産されており、基本設計は昨年日本導入を果たした新型V60と共通の『SPA』(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)だ。また、ボルボ車として初めてディーゼルエンジンを設定しないモデルとしても注目されている。これは、2019年以降に発売するすべての新型車を電動化するという、ボルボが掲げる戦略を強く感じさせる決定だ。

そんな新型S60の「ポールスターエンジニアード」米国仕様が12日、プレス向けにボルボ・カー世田谷(東京都世田谷区)で展示されたので、わかる範囲をお届けしたい。プレゼンテーションなし、既報以外の資料なしというスニークプレビュー、ちょい見せだ。

今回公開されたのは、ボルボS60の中でもトップグレードである「T8」グレード。PHV(プラグインハイブリッド)をベースに、ボルボのハイパフォーマンスブランド「ポールスター」が足回りやエンジンをチューンしたモデルだ。オーリンズ製アジャスタブルダンパーやブレンボ製モノブロックキャリパーなど、走りを楽しむ上での必要装備はもちろんのこと、ボンネットを開けるとフロントサスペンション上部に、アルミ製のストラットタワーバーが標準装備という豪華仕様となっている。

現在、この新型S60の日本導入時期については、今秋予定との公式アナウンスがあるのみで、正確な時期は未定。第4四半期にあたる9~12月あたりと予想されている。価格も同じく未定とのことだが、日本の交通法規に適合させた、右ハンドル・日本仕様の新型は、どのような姿で登場するのか。完成度の高い米国仕様を目の前に、期待せずにはいられない。
新型S60は日本でも販売が開始されている『V60』のセダン版と位置付けられ、テクノ…

《先川知香》

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