ニュータウンでの移動に自動運転、実証実験を多摩市と三木市で実施へ

多摩ニュータウン (AC)
多摩ニュータウン (AC)全 7 枚

国土交通省は2月12日、自動運転車両が郊外住宅団地(ニュータウン)の移動の足の役割を担う実証実験を実施すると発表した。実験は東京都多摩市と兵庫県三木市で行う。

国土交通省と内閣府では、昭和40~50年代(1970年代前後)に大量に供給されたニュータウンにおける公共交通ネットワークとして、自動運転サービスを社会で実装することに向けて、交通利便性や安全確保、持続可能な運営体制などの課題を整理し、実証実験を通じて課題解決に向けた対策を検証する方針。今回、多摩ニュータウン(多摩市諏訪・永山地区)と緑が丘ネオポリス・松が丘ネオポリス(三木市緑が丘・青山地区)で実施する。

多摩ニュータウンは日本総合研究所と京王電鉄バスが2月18~24日まで端末交通(自宅~バス停等)としての短距離移動の実験を実施する。緑が丘ネオポリス・松が丘ネオポリスは、日本工営と大和ハウス工業が2月16~22日まで地区内の複数の拠点や住宅をつなぐ移動の実験を行う。

実証実験では、交通利便性の向上、交通安全の確保、運行方式、他交通手段との連携や持続可能な運営体制、持続可能なビジネスモデル、サービス利用者と近隣住民の受容性などを検証する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る