三菱 アウトランダー PHEV、初期型1万1000台をリコール 走行不能となるおそれ

対象車両は、エアフローセンサーの硫化腐食耐性の評価が不十分なため、吸気系ゴムホースから発生した硫黄ガスにより、内部の抵抗が腐食し断線することがある。そのため、EVシステム警告灯が点灯し、フェールセーフにより走行出力が制限され、さらにエンジンが始動しないおそれがある。エンジンが始動しない場合、充電が行われないため、そのまま走行を続けると、バッテリー残量が無くなり、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、エアフローセンサーを対策品と交換する。
不具合は85件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》