メルセデスベンツ Sクラス 次期型はさらにロングに…つり目ライトの存在を確認

メルセデスベンツ Sクラス 次期型スクープ写真
メルセデスベンツ Sクラス 次期型スクープ写真全 24 枚

メルセデスベンツのフラッグシップセダン、『Sクラス』次期型プロトタイプをこれまでで最もカモフラージュが軽い状態でカメラが捉えた。

豪雪のフィンランド山中でキャッチした最新プロトタイプは、初めて生産型フルマトリクス・ヘッドライトやテールライトを装着している。ウィンカーとLEDデイタイムランニングライトを組み合わせたグラフィック、トランクルームに鋭角に切れ込むテールライトからは、新型『CLA』や『Aクラス』からインスパイアされたデザインが予想される。またグリルも露出し、横ルーバーが3本から2本へ変更されているようだ。

ミドルクラスに位置する『Eクラス』のボディが拡大し続けており、差別化するためにもSクラスの大型化は避けられない状況だ。これをLWB(ロングホイールベース)としてのみ設定するのか、LWBとは別に標準モデルが拡大されるのか不明だが、次期型ではホイールベースが延長されることは間違いない。

安全技術では「レベル3」自動運転に対応し、「Distronic Active Proximity Control」と「Active Steer Assist」の進化バージョンを搭載が見込まれている。コックピットは、まだ最終レイアウトではないが、現在の12.3インチディスプレイの代わりに、大型デュアルディスプレイを装備する可能性があるほか、最新世代の「MBUX」の搭載も間違いないだろう。

パワートレインでは電動化が進む。3リットル直列6気筒ディーゼルターボやV型6気筒ツインターボ、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジン+電気モーターを搭載するPHVモデル『S500e』などをラインアップ。またメルセデスの新EVブランド「EQ」には『EQ S』と呼ばれるEVの設定が予想される。

Sクラス次期型の開発は中盤とみられ、ワールドプレミアは2020年内となりそうだ。

話題の新型車を最速スクープ『Spyder7』
http://spyder7.com/

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る