GMが電動自転車ブランド立ち上げ、予約受注を開始 2019年春に欧州発売へ

GMは「無事故、ゼロエミッション、混雑ゼロの世界を作りあげる」というビジョンの実現を目指している。2023年までに、新型の電気自動車を20車種投入する計画を掲げている。
この電動化戦略の一環として、GMは新ブランドのARIVを立ち上げ、eBikes市場に参入した。欧州で予約受注を開始したのは、コンパクトeBikeの「Meld」と、折りたたみ式eBikeの「Merge」だ。まずは、リチウムイオン電池式のeBikeが普及しているドイツ、ベルギー、オランダの3か国で発売する。
GMは、EVのモーターに関して、豊富なノウハウを持つ。そのノウハウを電動自転車に導入した。このモーターは、4段階でペダルアシストを行い、最高25km/hの走行を可能にする。
またバッテリーは、GMのEV向けバッテリーと同様の厳しい安全基準に適合していることを確認したという。バッテリーの充電時間は、約3.5時間。1回の充電で最大64km走行できる、としている。
《森脇稔》