BMW 7シリーズ 改良新型にPHV、燃費47.6km/リットル…ジュネーブモーターショー2019で発表へ

BMW 7シリーズ 改良新型のPHV
BMW 7シリーズ 改良新型のPHV全 6 枚

BMWは2月19日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2019において、改良新型『7シリーズ』(BMW 7 series)のプラグインハイブリッド車(PHV)を初公開すると発表した。

改良新型7シリーズのPHVは、標準ホイールベースの「745e」、ロングホイールベースの「745Le」、ロングホイールベース+4WDの「745Le xDrive」の3グレードが設定される。

7シリーズのPHV「740e」は従来、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを中心にしたPHVシステムを搭載していた。これに対して改良新型では、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを核にした新PHVシステムを採用する。

3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力286hp/5000~6000rpm、最大トルク45.9kgm/1500~3500rpmを発生する。従来の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力258hp、最大トルク40.8kgm)に対して、28hp、5.1kgパワフルだ。

モーターは、最大出力113hp、最大トルク27kgmを引き出し、8速AT「ステップトロニック」と一体設計。エンジンとモーターを合わせたシステム全体では、394hpのパワーと61.2kgmのトルクを獲得する。従来の740eの326hpに対して、68hp強化された。動力性能は0~100km/h加速が5.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

二次電池は、蓄電容量12kWhのリチウムイオンバッテリーだ。EVモードの航続は、従来のおよそ1.5倍に伸び、最大58kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあり、最も環境性能に優れる仕様で、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量48g/kmと、従来の740eと同等の環境性能を実現している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る