ジェイテクトのトルセンLSD、ルノー メガーヌ R.S.カップに搭載

トルセンLSD(イメージ)
トルセンLSD(イメージ)全 5 枚

ジェイテクトは、同社のトルク感応型LSD「トルセン」の新設計品が、3月発売予定のルノー『メガーヌR.S. カップ』に搭載されると発表した。

トルセンとは、特殊なギヤ構造により、自動車の前後輪や左右輪へのトルク配分を走行条件に応じて瞬時に最適化するトルク感応型駆動力配分装置。現在、前後輪のトルク配分を行う4WD向けのトルセン・タイプ-Cと、左右輪のトルク配分を行うスポーツFF/FR向けのトルセン・タイプ-Bを、日本、ベルギー、米国で生産をしている。

トルセン・タイプ-Bには、サイドギヤを分割し、結合部にヘルカリスプラインを採用して左右輪のトルク配分比を高め、トラクション性や走行時のフィーリングを向上する高性能仕様があるが、新設計品はヘルカリスプラインをワンウェイ構造とすることで、さらに性能を向上。アクセルオン時は差動制御が大きく機能しトルク配分比を大きく高める一方で、アクセルオフでは差動制御の効きを抑えることを実現し、メガーヌ R.S. カップに最適なトルク配分とドライバビリティの向上を実現している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る