スピード違反も記録、ドラレコを使った走行診断サービスを高精度化 損保ジャパン日本興亜

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損害保険ジャパン日本興亜とSOMPOリスクマネジメントは2月25日、企業向け安全運転支援サービスとして「自動解析プログラムを使用した映像解析による走行診断サービス」を提供すると発表した。

両社は企業の安全運転活動を支援することを目的にドライブレコーダーで撮影された映像から交差点走行中の「黄・赤信号通過」「一時停止不停止」の2つを抽出し、指導レポートとして提供するサービスを2016年8月から開始。また、両社が提供する企業向け安全運転支援サービス「スマイリングロード」では、マップマッチング技術を活用して、ドライバーの交通規則遵守を促す「うっかり運転検知機能」を2018年12月に追加した。

今回、企業の安全運転教育に役立ててもらうため「スマイリングロード」の導入企業向けにナビタイムジャパンのマップマッチング技術を連動させた「自動解析プログラムを使用した映像解析による走行診断サービス」を提供する。

スマイリングロードのドライブレコーダー映像を活用して「黄・赤信号通過」「一時停止不停止」に加え、「踏切不停止」「通行禁止箇所進入」「最高速度オーバー」の映像も、抽出が可能になる。さらに従来はサービスとして備えていなかった信号、一時停止、踏切の設置箇所の通過件数に対して、不安全行動の件数を提示することも可能となる。

抽出映像を、企業に指導用教材として提供するとともに、SOMPOリスクの専門講師が抽出映像を活用した「安全運転講習会」を実施する。抽出した映像を活用してドライバー個々の運転特性を把握した上で、より具体的な安全運転講習が可能になるほか、不安全行動を定量化して顧客に提示することで、運転行動変容の効果を検証する。

さらに、3月を目途にAI(人工知能)を用いた映像認識エンジンを搭載し、抽出精度を高める予定。

《レスポンス編集部》

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