メルセデスベンツ SLC に最終仕様、初代 SLK へのオマージュも表現…ジュネーブモーターショー2019で発表予定

メルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディション
メルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディション全 12 枚

メルセデスベンツは、スイスで3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2019において、現行メルセデスベンツ『SLC』(Mercedes-Benz.SLC)の最終モデル、「SLC 300ファイナルエディション」を初公開すると発表した。

SLCはメルセデスベンツの小型オープンスポーツカー、『SLK』の大幅改良モデルだ。現行SLKは3世代目モデルで、2011年に発表された。2016年の大幅改良を機に、SLCにネーミングを一新。SLC 300ファイナルエディションは、現行SLCのおよそ8年の歴史に終止符を打つ最終モデルになる。

SLC300ファイナルエディションのボディカラーには、鮮やかな「サンイエロー」が設定される。このサンイエローは、1996年に発表された初代SLKに用意された「イエローストーン」のボディカラーへのオマージュだ。このサンイエローをはじめ、ポーラーホワイト、ダイヤモンドホワイトのボディカラーでは、トリムストリップの下側がブラック仕上げとなる。ドアハンドル、ドアミラー、リアブレースにも、光沢ブラック仕上げが施される。
メルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディションメルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディション
ブラック、オブシディアンブラック、セレナイトグレーのボディカラーを選択した場合には、AMGスタイリングのフロントバンパーの下側に、シルバークローム仕上げのトリムストリップが装着される。また、全てのボディカラーで、フロントフェンダーには「SLC Final Edition」のエンブレムが添えられる。足元には、光沢ブラック仕上げの18インチ5スポークAMGアルミホイールが装着された。

SLC300ファイナルエディションは、「AMGライン」仕様となっており、AMGスタイリングのバンパー、10mm車高の低いスポーツサスペンション、穴あきブレーキディスクとメルセデスベンツのロゴ入りフロントキャリパーを備えた大容量ブレーキシステムが標準装備される。
メルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディションメルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディション
インテリアは、アルパカグレーのトップステッチを施したブラック+シルバーパールのツートン仕上げのナッパレザーを採用。スポーツシート、ドアトリム、ドアセンターパネルなども、この仕上げとなる。シートベルトもアルパカグレー。ヘッドレストは、カーボンファイバー調のレザー仕上げで、シートバックの上部にはSLC Final Editionの文字が刻まれる。
メルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディションメルセデスベンツ SLC 300 ファイナルエディション
オートマチックトランスミッションのセレクターレバーは、カーボンレザーで覆い、SLCの文字を添えた。インストルメントパネルとセンターコンソールのトリムは、明るいアルミ仕上げ。標準装備のマルチファンクションスポーツステアリングホイールは、グリップ部分に滑らかなナッパレザーを使用し、カーボンレザーを組み合わせた。

SLC300ファイナルエディションには、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は245hp、最大トルクは37.7kgm。0~100km/h加速5.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る