【モースポフェス鈴鹿】ラリーとニュルブルクリンクの共通点とは?

モースポフェス鈴鹿
モースポフェス鈴鹿全 16 枚

モースポフェス2019鈴鹿のGPスクエアトークステージでは、ラリーとニュルブルクリンクの参戦するドライバーのトークショーが行われ、「ラリーとニュルブルクリンクは似ているのでは?」というトークが行われた。

【画像全16枚】

トークステージに登壇したのは、ヘイキ・コバライネン、小林可夢偉、蒲生尚弥、中山雄一、井口卓人、山内英輝の6人。そこで世界で戦うのはどうかというテーマでトークが進みかけたところで、デモランスペースにはSUBARU(スバル)「インプレッサWRX WRC ’98」でドリフト走行を行う新井敏広選手が登場。イベントスペースの視線を独占する。

デモラン後にトークステージに登壇し、トークを行おうとしたタイミングで、トヨタ「ヤリスWRC」で同じくデモランが行われ、やはり視線を独占した。このマシンのドライブを行ったのはトミ・マキネン氏。マシンから降りて開口一番、「パワステが壊れたかも」と。彼の強力なパフォーマンスに対して、マシンが悲鳴を上げたようだった。2人の華麗なドリフトを見た後にトークショーがいよいよスタートした。

華麗なラリー車でのドリフトを見た後だけに、車の動きがどうなっているのか分からないという、レーシングドライバーの感嘆から、ラリーでの運転の仕方はどうやっているのか、というトークが進んだ。

ラリードライバーはコドライバーの指示を信用しているのか、という質問に、新井選手は「基本的には信じている。明らかに違う場合は自分の目で見て判断するときもあるけど、それで失敗したことも多いからな~」と会場の笑いを誘った。ラリー車の助手席に乗りたいかの質問に対して、山内選手は「絶対乗りたくない。特に新井さんのは」と答え会場も笑いに包まれた。

また、路面が常に変化しているので、少しだけマージンを残したドライビングをすることを心がけている。というラリーのドライビングテクニックについても語られた。そういう意味ではニュルブルクリンクのコースも、つぎはぎだらけのコースが続き、多数のコーナーや天候の変化が大きいことから、ニュルとラリーは似ているのではないかというトークのテーマになった。

以前トヨタ・レクサスからニュルブルクリンクに参戦していた井口選手は、「FR車でニュルに参戦していたが、去年からスバルのAWD車で参戦して、AWDの安定感を実感した」と体験が語られた。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. BYDが軽自動車市場に参入、EVプロトタイプ初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る