VW パサート ベース、SUVの オールトラック に改良新型…ジュネーブモーターショー2019で発表予定

フォルクスワーゲン・パサート・オールトラック 改良新型
フォルクスワーゲン・パサート・オールトラック 改良新型全 13 枚

フォルクスワーゲンは、3月5日にスイス開幕するジュネーブモーターショー2019において、改良新型『パサート・オールトラック』(Volkswagen Passat Alltrack)を初公開すると発表した。

パサート・オールトラックは、『パサート』のワゴン、『パサート・ヴァリアント』をベースに開発されたSUVだ。現行モデルは2015年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2015で初公開された。現行モデルがデビューから4年を経て、初の本格改良を受ける。

フロントはバンパーやグリルが新デザインとなり、さらなる上質感が追求された。ヘッドライトは最新のLEDとなり、オプションで「IQ.Light」と呼ばれるLEDマトリクスライトが選択できる。これは、新型『トゥアレグ』に続く設定となる。リアは、バンパーや立体的なテールランプが新デザインだ。バンパーには、デュアルエグゾーストが組み込まれる。ホイールも新デザインとなる。
フォルクスワーゲン・パサート・オールトラック 改良新型フォルクスワーゲン・パサート・オールトラック 改良新型
改良新型パサート・オールトラックでも、SUVらしさは健在だ。最低地上高は、パサート ヴァリアントに対しておよそ30mm引き上げ、172mmとした。前後バンパーやアンダーガード、ホイールアーチなどは、「オールトラック」らしい専用デザイン。オフロードでの走破性を高める「オフロードモード」も装備している。

駆動方式は、4WDの「4MOTION」。欧州向けのエンジンは、ガソリン1、ディーゼル2の合計3ユニット。ガソリンは2.0リットル直列4気筒ターボ「TSI」で、最大出力は272psを発生する。ディーゼルは、2.0リットル直列4気筒ターボ「TDI」。最大出力は190psと240psの2種類が用意される。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「DSG」が全車標準となる。

《森脇稔》

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