VWの次世代EV「ID.」第1弾の名前は『ネオ』…最新テスト車両を目撃

VW ID. ネオ テスト車両(スクープ写真)
VW ID. ネオ テスト車両(スクープ写真)全 15 枚

フォルクスワーゲンが、2020年に「ID.」ブランド第1弾として発売を予定している新型車を、豪雪のスカンジナビアでカメラが捉えた。またその車名は「NEO」(ネオ)と呼ばれる可能性が高いこともわかった。

ネオは、『ゴルフ』サイズのオールエレクトリック・ハッチバックで、「MEB」(モジュラー エレクトリックドライブ マトリックス)を採用する最初のモデルとなる。ネオ以降、SUVやミニバンなど多くのモデルに展開される予定だ。既に公式にプロトタイプが公開されているが、非公式なスパイショットは初となる。

既に公開されているプロトタイプはフロントエアインテークに縦スラットを装着していたが、最新のテスト車両には見られない。またホイールが刷新されており、こちらが市販型ホイールの可能性がある。
VW ID. ネオ テスト車両(スクープ写真)VW ID. ネオ テスト車両(スクープ写真)
最大トルクは300Nmを発揮し、125kWhの急速充電システムにより、30分以内にバッテリー容量の80%の充電を完了、最大航続600kmを目指し開発が進められているという。

キャビン内は撮影出来なかったが、テスト車には、ヘッドアップディスプレイ、刷新されたデジタルクラスタ・ディスプレイ、センターには大型コントロール・ディスプレイを装備するという。フォルクスワーゲンでは、「ID.がスマートフォンのような自動車になる」と発表しており、スマートフォンと同様に、ID.を購入するすべての顧客は、独自のユーザーIDを作成し、多くの新しい機能にアクセスが可能になる。

VWは2025年までに約20のフルEVモデルを設定するとアナウンスしており、EVだけで100万台以上の生産台数を目指している。
VW ID. ネオ テスト車両(スクープ写真)VW ID. ネオ テスト車両(スクープ写真)
◆話題の新型車を最速スクープ『Spyder7』
http://spyder7.com/

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る