クルマのメーターをイメージした時計、文字盤と針の動き方が違う…ジャパンボートショー2019

クルマのメーターをイメージした時計
クルマのメーターをイメージした時計全 3 枚

パシフィコ横浜で開催される「ジャパンインターナショナルボートショー」には毎年、富裕層をターゲットにした高級輸入車をはじめ、数多くの高級品が展示される。その中でユニークな高級腕時計を発見した。驚いたことに文字盤が普通のものと全く違うのだ。

【画像全3枚】

フランスの高級時計ブランド「レゼルボワール」手がけているものでスイス製。通常の時計は12が真上で6が真下にあるが、00から60の数字がクルマのメーターのように並んでいるのだ。しかも針が60まで行くと00に戻るのだ。

なんでもその数字は分を表し、00に戻ると文字盤下の窓の表示が3から4という具合に1つ数字が増える。つまり、これが時間を表しているのだ。そして、その下の窓にはEからFの文字が書かれていて、クルマの燃料計を思わせる。これは自動巻の容量を表しているとのことだ。

同時計の輸入代理店を務める一新時計の関係者によると、ブランド自体は2016年に誕生した新しいものだが、2018年に開催された世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド」で会場の注目を浴び、“ジュネーブ賞”にノミネートされたそうだ。

レゼルボワールの創業者は無類の計測機器マニアで、自動車のメーターをイメージした時計のほか、潜水艦や航空機のメーターをイメージした時計も出している。今回の展示会ではそれらの時計も展示されていた。

価格は49万5000円~80万円で、日本では伊勢丹新宿店と松坂屋名古屋店で販売している。「ジャパンボートショーに来場する人はクルマ好きも多いと聞いているので、今回初めて出展した。多くの人に見てもらうことによって、知名度が上がり、販売に結びつくことを期待している」と一新時計の関係者。人とちょっと違う時計を身につけたい人にとっては、オススメのものと言えるかもしれない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る