【ホンダF1】レッドブルとトロロッソの選手&首脳らが開幕壮行会見…“エース”のフェルスタッペン「少なくとも昨年以上の成績を」

今季の“ホンダF1”の面々が揃い、シーズンへの意気込みを語った。
今季の“ホンダF1”の面々が揃い、シーズンへの意気込みを語った。全 8 枚

9日、翌週に開幕戦オーストラリアGPの開催を控えた“ホンダF1”の面々が東京・青山のホンダ本社でキックオフ記者会見を実施、新シーズンに向けての意欲を語っている。

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ホンダ本社1Fの「ホンダウエルカムプラザ青山」に、ホンダ製パワーユニット(PU)で今季のF1を戦う2チームのドライバー、チーム首脳らが集結した。この日はメディア向けのキックオフ会見とファンイベントのキックオフミーティングがウエルカムプラザで実施され、その後、レッドブル・レーシングのドライバー両名は近隣の明治神宮外苑いちょう並木にて開催されるF1マシン・デモ走行イベント(Red Bull Show Run Tokyo)にも臨むスケジュールが組まれている。

ホンダはPU供給者としてのF1復帰5シーズン目となる今季、復帰後初めての2チーム供給へと移行。当代御三家チームの一角であるレッドブル・レーシング(Aston Martin Red Bull Racing)が今季からホンダ勢に加わり、その系列チームといえる存在で昨季からホンダ製PUで戦っているスクーデリア・トロロッソ(Red Bull Toro Rosso Honda)とあわせ、4台体制ということになった。

キックオフ会見にはレッドブルからドライバーのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー、チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏が出席。トロロッソからもダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンの両選手に、チーム代表のフランツ・トスト氏がやって来た。さらにはレッドブルのモータースポーツアドバイザーとしてドライバー育成等に携わるヘルムート・マルコ氏、ホンダのモータースポーツ部長である山本雅史氏、ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏も顔を揃えている(山本氏は4月からホンダF1マネージングディレクター)。

2月~3月アタマにかけてスペイン・バルセロナで開催されていた2回の合同テスト、計8日間の成果についてはレッドブル・ホンダ、トロロッソ・ホンダ両陣営ともに概ね順調な推移であったことを各人が強調。レッドブルのホーナー代表は「レッドブルにとって新しい時代を迎えるわけだが、ホンダのPUの信頼性、パフォーマンス、我々のマシンとの組み合わせ、すべてに関してポジティブな印象のプレシーズンテストとなっている」との旨を語った。

また、トロロッソのトスト代表は「規則で許される範囲において(兄弟チームである)レッドブルと情報共有してマシン開発できる」ことと、「今季はホンダが2チームからフィードバックを得られ、その開発スピードが(さらに)アップする」ことを具体例に、レッドブルとの“ホンダ勢としての共闘実現”のメリットを語っている(もちろん、コース上ではあくまでライバル、でもあるが)。

今季ホンダ勢4人のドライバーはいずれも若く、才気あふれる面々。ただ、ガスリーは移籍(昨季はトロロッソ所属)、クビアトは復帰、アルボンは新人と、4人中3人は環境が変わっての参戦ということになり、その意味では唯一のチーム残留者にして唯一のF1優勝経験者、そして陣内最若手21歳でもあるフェルスタッペンにまずは“エース”として大きな注目が集まる。

「テストは良い内容だったと思うし、ホンダと迎えるシーズンの開幕に向けてワクワクしているよ。そう、新車のシェイクダウンの前にはよく眠れなかったくらいだ(笑)。実際、ホンダとの連携はスムーズに始まっている。今はチームの皆が集中して、開幕へのいい準備ができていると思う」と語るフェルスタッペン。今シーズンの目標については「少なくとも昨年よりいい成績を残したい」と話し、まだまだ他陣営の様子を見る必要があることを示唆しつつ、飛躍に向けて虎視眈々の構えも見せている(ルノー製PUで戦った昨季のフェルスタッペンは年間2勝、シリーズ総合4位)。

ホンダの復帰後初表彰台、そして初優勝に期待がかかる2019年F1世界選手権シリーズ。3月17日決勝のオーストラリアGP(メルボルン)で、熱戦の火蓋が切られる。

《遠藤俊幸》

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