昭和生まれのクルマ好き女子が見た、旧車イベント「ノスタルジック2デイズ」

マツダブースに展示された初代ロードスター
マツダブースに展示された初代ロードスター全 32 枚

2月23日~24日にかけて、パシフィコ横浜で開催された「Nostalgic 2 days(ノスタルジック2デイズ)」に行ってきました。

日本最大級のクラシックモーターショーとして11回目の開催を迎えるこのイベントですが、じつは行くのは初めて。ちょっと古いクルマ好きとしてはとっても楽しみだったのです。

旧車のデザインってかわいい!


事前に、姉妹サイトであるレスポンスに掲載されている記事やノスタルジック2デイズのホームページを見ていたので、なんとなくの内容は分かっていたつもりですが、実際来てみるとあれもこれもかわいい!


会場に入ってまず目に留まったのは、ころんと小さなボディが愛らしいスバル360(S47年式)。お値段219万円(2デイズのみの特別価格と記載されていました)とありますが、この日展示されているクルマの多くが購入できるというのもこのイベントの面白いところ。そのお隣にはマツダ キャロル(S45年式)。最近は様々なアイテムでレトロ風デザインがちょっとしたブームですが、これは“風”ではなく本物。ボンネットに付けられたロゴも今とはまったく違うデザインで時代を感じますね。


国産の旧車が大半を占めるこのイベントですが、輸入車も割と多かったです。

今回の目玉は、イタリアのカー&バイクデザイナーである、ジョバンニ・ミケロッティがデザインした「レーザー」と「ミザール」の展示。ともに世界に1台のクルマ、それが同時に並んで見られるとのことで多くのクルマ好きの注目を集めていました。

ハコスカのシートを家具に


出展は車両だけじゃありません。パーツ、工具、ミニカー、プラモデル、書籍などなどクルマにまつわるグッズが所狭しと並んでいました。

その中で私が気になったのは、静岡県焼津市にある注文家具工房「木工のデン」が作る「DEN GTチェアー ~ハコスカ~」。クルマ好きの家具職人があまりにもハコスカが好きすぎて、ハコスカのドライバーズシートをモチーフにした椅子を作っちゃったそうです。


シートサイズは実物の4/5と本物に比べ小ぶりですが、実車と同じ構造のSバネクッションを採用し、表皮も車両用のレザー張りを採用。ちゃんと日産自動車の許可も取っているとのことで、そのこだわりっぷりは半端ないのです。ハコスカに続き、春にはGTチェアー ~フェアレディZ~も販売されるとのことで、こちらの方は脚がZに!


他にもタイヤ(ゴムに見えるけど実際は木を使っています)を模したテーブルなどもあって、リビングにいながらにしてドライブ気分を味わえたりして(笑)。

女性目線で言えば、レディースのドライビングサングラスやドライビンググローブがあったのは嬉しかったな。


自動車メーカーのマツダは、新旧のロードスターを展示。実際に運転席に座ってもいいとのことで私も初代ロードスターの運転席に座らせてもらいましたが、1989年に登場したモデルなのにまったく古さを感じさせません。このクルマ、ちびっ子たちからも大人気でした。

会場の一角には蔦屋書店も出展し、移動式カフェでコーヒーを提供。来場された方たちの憩いのスペースになっていました。


ステージイベントでは、レジェンドドライバーのトークショーや名車デザイナー対談以外に、お笑い芸人による昭和レトロなライブ&トークや、セイントフォーなどの懐かしのアイドルのライブステージも開催されたよう。まさに昭和!だからこんなに楽しかったのか、と昭和生まれの私は妙に納得してしまいました(笑)。


あ、そうそうこの日のお土産はノスタルジックヒーローのロゴ入りどら焼き「ノスどら」。スイーツもどことなく昭和っぽかったりして。

《松崎祐子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る