カルマとピニンファリーナ、電動コンセプトカー発表へ…上海モーターショー2019

カルマオートモーティブとピニンファリーナが共同開発する電動コンセプトカー
カルマオートモーティブとピニンファリーナが共同開発する電動コンセプトカー全 1 枚

カルマオートモーティブ(Karma Automotive)は3月11日、中国で4月に開催される上海モーターショー2019において、ピニンファリーナ(Pininfarina)と共同開発した電動コンセプトカーを初公開すると発表した。

カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『カルマ・レヴェーロ』を生産・販売している。

一方、ピニンファリーナは、1930年にイタリアに設立されたデザイン工房で、フェラーリやアルファロメオなどのデザインを手がけてきたことで知られる。現在はインドの自動車メーカー、マヒンドラ&マヒンドラの傘下にある。

カルマオートモーティブとピニンファリーナは2019年1月、提携を結ぶと発表した。上海モーターショー2019で初公開される電動コンセプトカーは、両社の提携の最初の具体的成果になる。

カルマオートモーティブは今後、電動化やコネクティビティ、人工知能(AI)、シェアモビリティプラットフォームなどの開発を促進する。カルマオートモーティブは世界市場への展開を前に、米国の高級電動車市場における地位を固め、成長させるために、ピニンファリーナのノウハウを導入していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る