スマホがクルマの鍵になる、スマートバリューが『バーチャルキー』開発に参加

アーリーアクセス開発プログラムのパートナー第一号として、モビリティIoTを掲げるスマートバリューが同日、参加を表明した。スマートバリューでは、車のサービス化を推進するためのプラットフォーム「Kuruma Base( クルマベース )」への採用を検討しているという。
バーチャルキーは、クルマのスマートキーの機能をスマートフォンに置き換える、すなわち「スマホがクルマの鍵になる」スマートロックシステムだ。イードは、同日から東京ビッグサイトで開催の「第17回国際オートアフターマーケットEXPO2019」=IAAE 2019に出展し、バーチャルキーについてセミナーやデモンストレーションを行なっている。
バーチャルキーは、ジゴワッツの「key.bo/t」認証テクノロジーを利用した認証サーバとスマートフォンアプリ、Bluetooth LE通信器を内蔵したバーチャルキー専用車載器によって構成される。たとえば、カーシェアリングサービス事業者のアプリにバーチャルキー機能を組み合わせることも可能になる。
アーリーアクセスプログラムは、カーシェアリングサービスやレンタカーサービスの事業者やシステム提供者を対象にする。バーチャルキーと車両の貸出し管理システムとの連携を重視し、サーバ間のAPI連携により、既存のレンタルシステムにスマートロック機能を提供できる。
《高木啓》