アドヴィックスが純正交換用市販ローターを参考出品…IAAE 2019

2019年中に販売開始するというブレーキローター(試作)
2019年中に販売開始するというブレーキローター(試作)全 7 枚

アドヴィックスは、アイシン精機、デンソー、住友電工のブレーキ事業部を分離統合して作った、ブレーキシステムの総合メーカー。同社は2019年度中に販売を開始するというディスクローターをIAAE 2019に展示していた。

アドヴィックスは、ブースター、マスターシリンダー、ホイールシリンダー、ディスクブレーキのキャリパー、ドラム、ブレーキパッドまでを手掛けている。機構部品だけでなく、EBSやEPBのような電動制御ブレーキコンポーネントも扱っている。ADAS車両や追従型クルーズコントロール搭載車は、通常のブレ―キが電子制御できるだけでなく、駐車ブレーキも電動化(EPB)される必要がある。

純正部品製造のノウハウと技術を生かし、アフターマーケット用にブレーキパッドやブレーキシリンダーなども提供していたが、今回ディスクローターも開発し、販売を開始するという。対応車種などはまだ発表できないとのことだが、ブレーキパッドと同様に、純正部品の補修交換用にローターの提案も加える予定だ。

アフターパーツだが、製造はアイシン精機の工場を使い、純正品とそん色のないローターを市場に投入できるという。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る