VW ゴルフ のCNG車に改良新型、航続は最大440kmに拡大…受注を欧州で開始

VW ゴルフ・ヴァリアント TGI改良新型
VW ゴルフ・ヴァリアント TGI改良新型全 1 枚

フォルクスワーゲンは3月14日、『ゴルフTGI』(Volkswagen Golf TGI)の改良新型の欧州受注を開始したと発表した。ボディは、ハッチバックとワゴンの「ヴァリアント」が用意される。

同車は『ゴルフ』をベースに、使用燃料をCNG(圧縮天然ガス)に対応させたモデルの最新バージョンだ。エンジンは、新開発の1.5リットル直列4気筒ターボ「TSI」で、最大出力は130ps、最大トルクは20.4kgmを発生する。

改良新型の特徴が、CNGタンクの追加による航続の延長だ。従来、2個搭載されていたCNGタンクを、改良新型では3個に増やした。この結果、CNGタンク容量は115リットルとなり、航続はWLTPモードで、プラス80kmの最大440kmまで伸びる。航続は、従来比でおよそ2割延長された計算だ。また、ガソリンタンクも備えており、航続をさらに伸ばせる。

環境性能は高く、100km走行するのに必要なCNGは、3.5~3.6kg、CO2排出量は95~98g/kmだ。フォルクスワーゲンによると、CNGモードで走行すると、ガソリンよりもCO2排出量はおよそ25%抑えられる。ドイツでは天然ガスの価格は、ディーゼルよりも約20%、ガソリンよりも約40%安いという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  8. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
ランキングをもっと見る