アウディ Q4 e-tron は、前後モーター搭載の電動SUV…ジュネーブモーターショー2019[詳細画像]

アウディ Q4 e-tronコンセプト(ジュネーブモーターショー2019)
アウディ Q4 e-tronコンセプト(ジュネーブモーターショー2019)全 17 枚

アウディ『Q4 e-tronコンセプト』は、モーターを2個搭載する電動SUVだ。フロントモーターが最大出力102hp、最大トルク15.3kgmを発生する。リアモーターが最大出力204hp、最大トルク31.6kgmを引き出す。前後のモーターを合わせたシステム全体では、最大出力306hpを獲得する。

【画像全17枚】

駆動方式は、電動4WDの「クワトロ」だ。前後アクスルをつなぐ機械的なリンクは存在しない。電子制御システムが、トルクを一瞬で前後のアクスルに最適に配分する。これにより、あらゆる気象条件やあらゆる路面状況で、最適なトラクションを発揮するという。0~100km/hを6.3秒で加速し、最高速は180km/h(リミッター作動)に到達する。

バッテリーは、蓄電容量が82kWhと大容量で、前後アクスル間のフロア下のほぼ全てのスペースを占める。WLTPサイクルでの航続は、450km以上。アウディによると、このクラスのベンチマークを打ち立てるという。また、最大125kWで急速充電を行うことでき、これにより、およそ30分でバッテリーの8割の充電が行える。

外観は、アウディ初の市販EVの『e-tron』と同様、幅広く、ほぼ垂直に設置された八角形のシングルフレームグリルを装備する。グリルの表面は、閉じた構造となっており、空気は左右のマトリクスLEDヘッドライトの下からフロントエプロンまで伸びる、大きなエアインレットから供給される。

前後ホイール間のシルエリアに設置されたアクセントは、バッテリーがこの場所に搭載されていることを示すもの。足元は、22インチの大径ホイールで引き締めた。ルーフラインは、後方に向かってわずかに傾斜する。ボディサイズは全長4590mm、全幅1900mm、全高1610mm、ホイールベース2770mmだ。

《ショーカーライブラリー》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る