カーフェリーでETC活用、八戸港で試行運用へ NEXCO中日本など7社

八戸港に発着するシルバーフェリー
八戸港に発着するシルバーフェリー全 2 枚

NEXCO中日本など7社は、カーフェリーにおけるETC多目的利用サービスの試行運用を3月18日から31日まで、八戸港フェリーターミナルで実施する。

試行運用を実施するのは、NEXCO中日本、沖電気工業、オリエントコーポレーション、ソニーペイメントサービス、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋、三菱プレシジョン、メイテツコムの7社。各社が持っている技術とノウハウを集め、「ETC多目的利用サービスの拡大」の実現に向けて検討を進めてきた。

法人がフェリーを利用する場合、事前予約し、運転手が乗船申込書を記入し、車検証を添えて窓口に提出。フェリー会社が窓口で予約情報と乗船申込書、車検証の車両情報(車長など)を照合し、船券を発券し、利用者は乗船。フェリー会社が後日、1か月分のフェリー乗船料金をまとめて請求するという流れとなる。

今回の試行運用では、駐車場入口到着時に、ETC無線通信で車載器の車検証情報などを取得し、その情報と予約情報をもとに乗船申込書を自動印刷。運転手はそれを提出し、フェリー会社は乗船券を発券する。乗船時はETC無線通信でETCカード番号などを取得し、乗船を確認。後日、1か月分のフェリー乗船料金をまとめて請求、クレジットカードによる模擬決済を実施する。

今回の試行運用では、乗船手続簡素化による利用者の利便性向上や、フェリー会社の業務効率化が期待できる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る