フォルクスワーゲン(Volkswagen)は3月19日、コネクテッドサービスのための新たな合弁会社を、中国の第一汽車(FAW)との間で設立すると発表した。
新たな合弁会社は、「MOSI」(モバイル・オンライン・サービス・インテリジェント)を名乗る。「MEB」プラットフォームをベースにした次世代EVを含めて、将来の全フォルクスワーゲン車向けのデジタルサービスを開発していく。
中国は世界最大のeモビリティ市場だ。フォルクスワーゲングループは、電動車戦略の「ロードマップE」の一環として、2025年までに中国で約150万台の新エネルギー車を販売する目標を掲げている。
この戦略に沿う形で、新たな合弁会社のMOSIを設立する。フォルクスワーゲンは、新しい合弁会社によって、コネクテッドカー、クラウドベースのプラットフォーム、中国で付加価値の高いデジタルサービスの開発を進めていく、としている。