盗まれる車、レクサスが初のワースト1位…自動車盗難事故実態調査

レクサスLX
レクサスLX全 3 枚

日本損害保険協会が3月20日発表した「第20回自動車盗難事故実態調査結果」によると、車両本体盗難の車名別盗難状況(※)で、レクサスが各モデル合計ながら前年同期実績比2.6倍の66件に増加し、調査開始以来、初めてワースト1位となった。※レクサスと輸入車はブランド合計。

【画像全3枚】

レクサス車は前回調査はワースト4位だった。2017年調査まで4年連続ワースト1位だったトヨタ『プリウス』は41件でワースト2位。ワースト3位が前年ワースト2位のトヨタ『ランドクルーザー』、ワースト4位が前年ワースト3位だったトヨタ『ハイエース』で、依然として車両本体盗難の被害が特定の車種に集中している。

調査は昨年11月に全国で発生した自動車本体盗難事故のうち、調査期間内に損害保険会社17社が車両保険金を支払った事案。

車両本体盗難1件あたりの平均支払保険金は、近年増加傾向にあり、2018年調査では、361万4000円と、2017年の253万2000円と比べて大幅アップした。高額モデルの多いレクサス車の盗難が増えたためと見られる。

車両本体盗難の発生場所は自宅(屋外)」が前年から8.8ポイントアップして48.4%だった。「契約駐車場(屋外)」も含めると、車両本体盗難の77.6%が屋外で発生している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  2. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  3. 「ついに国内発売か」待望の3列シート、ルノー『グランカングー』登場にSNSでは「ワクワクですね~」と期待高まる
  4. レクサスとスバルが首位獲得、2025年日本自動車テクノロジー調査…J.D.パワー
  5. かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る