「叡山電車」こと、京都市左京区の叡山電鉄(叡電)は3月20日、三陸鉄道カラー(三鉄カラー)の車両を3月31日から運行すると発表した。岩手県の三陸鉄道リアス線が3月23日に開業することを記念したもの。
叡電と三陸鉄道とは、2009年に開催された「第5回えいでんまつり」で行なわれた全国の鉄道をPRする「広がれ!鉄道ネットワーク」での協力が縁で交流が始まり、以後、フォトコンテストなどで関係が進み、叡電が2018年の台風21号で被害を受けた際は、三陸鉄道の社長が激励に訪れたこともあったという。
今回の三鉄カラー化はその御礼の意味も込められており、デオ710形712号に施され、2020年3月まで運行される予定。