BMW、S1000RRやR1250Rなど最新モデルを一般公開…東京モーターサイクルショー2019

BMWモトラッドブース(東京モーターサイクルショー2019)
BMWモトラッドブース(東京モーターサイクルショー2019)全 11 枚

BMWモトラッドは3月22日に東京ビッグサイトで開幕した東京モーターサイクルショー2019で、新型スポーツモデル『S1000RR』をはじめ、『R1250R』、『R1250RS』など最新モデルを一般公開している。

BMWモトラッドでナショナルマーケティングマネジャーを務める中根知彦氏は同日、ブース内で開いた報道向け説明会でS1000RRについて「2009年の登場以来、スーパースポーツカテゴリーで革命を起こしたS1000RRは、常にレースに勝つことを目的として最新のテクノロジーを取り込みながら進化を続けてきた。そして初代モデルが登場してから10年、スーパースポーツカテゴリーの先駆者として君臨し続けるために次の世代へと進化した」と紹介。

具体的には「先代モデルより11kgも軽くなり、テストコースでは2.1秒も速く走った。その結果、ライバル達よりも1秒速く走ることができるマシンに生まれ変わった」と解説した。

また「シャシーからサスペンションん至るまですべて刷新された。車両重量は先代より11kg軽くなり、さらにMパッケージを装着すると14.5kgもの軽量化に成功した。可変バルブタイミング機構の『シフトカムテクノロジー』を水冷4気筒エンジンにも搭載、ライディングモードPROを新設定、そしてセグメントでは最大となる6.5インチTFTディスプレイを搭載した」とも。

さらに「今回の大きなトピックのひとつとして4輪のBMW M社によるMパッケージの新設定がある。MパッケージはRRを究極のレーシングマシンへと変化させる。スタンダードに比べてさらに3.5kgの軽量化により、わずか193.5kgの車両総重量になる。専用のHPスポーツカラー、リチウムイオンバッテリー、専用スイングアームに加えて、設定可能なライディングモードPROも利用することができる」とのことだ。

S1000RRの販売開始は7月上旬を予定しており、価格は227万7000-278万7000円となっている。なお正式発売までの注文予約すると、純正プロレースグローブがもらえる企画も実施するという。

またBMWモトラッドでディレクターを務めるリー・ニコルス氏は「11の新たなモデルが2019年中にに日本市場に完全投入される。まず新型『R1250』シリーズ5モデルのR、RT、RS、GS、そしてGSアドベンチャー。新型ミドルサイズは『C400X』および『C400GT』の2モデル。ツインエンジン搭載の3モデル『F750GS』、『F850GS』、『F850GSアドベンチャー』。さらに新型スポーツモデルの『S1000RR』となる」と商品投入計画を披露した。

《小松哲也》

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