【INDYCAR 第2戦】コルトン・ハータ18歳、デビュー3戦目で最年少優勝の快挙達成…佐藤琢磨は7位

初優勝を達成したコルトン・ハータ。
初優勝を達成したコルトン・ハータ。全 8 枚

現地24日、NTTインディカー・シリーズ第2戦の決勝レースが米テキサス州オースティンの「COTA」(Circuit Of The Americas)で実施され、出走3戦目の18歳コルトン・ハータが最年少優勝の快挙を成し遂げた。佐藤琢磨は7位。

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インディカーの今季第2戦は、現在のF1アメリカGP開催コースでもあるCOTAが舞台。当地でのインディカーのレース開催は今回が初めてになる。ポールポジションは開幕戦に続きウィル・パワー(#12 Team Penske/エンジンはシボレー)が獲得。18歳の新鋭コルトン・ハータ(#88 Harding Steinbrenner Racing/ホンダ)は予選4位、佐藤琢磨(#30 Rahal Letterman Lanigan Racing/ホンダ)は同14位となった。

60周、ドライコンディションの決勝レースは、スケジュールピットストップ原則3回で争われる展開に。そしてレース終盤、最終のスケジュールピットストップ時期に発生したアクシデントによるフルコースイエローコーションが優勝争いを大きく左右する。

不運だったのはこの時点のトップ2、パワーとアレクサンダー・ロッシ(#27 Andretti Autosport/ホンダ)だ。一方、コーション発生前に3番手のポジションから先にピットストップをしていたハータはラッキーだった。彼は首位に浮上して、コーション明けのリスタートを迎える。

ハータはリスタート後の残り10周を堂々とトップで走りきって優勝。自身の出走3戦目で初勝利を達成した。

優勝したコルトン・ハータのコメント
「今日のレース、まさか自分たちが勝てるとは思ってもいなかった。表彰台に上がること、3位でのゴールを目標にしていたんだ。実際、それを実現できるだけのスピードがあることはレースを戦っていて感じていた。そして、自分たちにとって完璧なタイミングでフルコースコーションが出された。驚いたよ。最後のリスタートからのバトルでは体力を使いきった。最高の一日になったね。チームの作戦が素晴らしかったと思う」

コルトン・ハータは2000年生まれ、3月30日で19歳になるアメリカ人ドライバー。昨季は下部カテゴリーのインディライツでシリーズ2位になり、最終戦で最高峰インディカーにデビュー、今回が自身3戦目だった。ちなみに父ブライアン・ハータも元インディドライバーで優勝経験者、現在はAndretti Herta Autosport陣営の共同オーナーだ。18歳(19歳の誕生日の6日前)での初優勝はシリーズ最年少記録とのこと。サーキット・オブ・ジ・アメリカスでのインディ初開催戦は、新世代ヒーロー誕生、歴史に残る一戦となった。

決勝2位は開幕ウイナーのジョセフ・ニューガーデン(#2 Team Penske/シボレー)。3位にはライアン・ハンターレイ(#28 Andretti Autosport/ホンダ)が入った。最終のスケジュールピット時に不運だった“トップ2”のうち、ロッシは9位でゴールしたものの、パワーはピットでマシントラブルまで被り、完走できずにポール・トゥ・最下位(24位)という散々なレースになっている。

琢磨は最終ピットストップで幸運の助けを得られ、その後もオーバーテイクをしていき7位でゴール。予選順位から7ポジションアップを果たした。

佐藤琢磨のコメント
「今回の自分たちはマシンの力を最大限引き出すことができていたとは言えません。ただ、チームメートのグレアム・レイホール(#15)は4位ですし、自分もジャッキのトラブルがあったりしましたが、フルコースコーションを味方につけて7位でゴールすることができました。チーム全体にとって、サーキット・オブ・ジ・アメリカスでのレースは良いものになったと感じています。今回のデータと経験は次のバーバー・モータースポーツパークでも活かすことが可能なはず。より良い戦いを見せられるようにしたいと思います」

インディカー・シリーズ第3戦はアラバマ州のロードコース「バーバー・モータースポーツパーク」にて、4月7日決勝のスケジュールで開催される。

《遠藤俊幸》

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