大同特殊鋼やホンダ、重希土類フリーネオジム磁石と駆動モーターの開発で大河内記念技術賞を受賞

重希土類フリーネオジム磁石
重希土類フリーネオジム磁石全 3 枚

大同特殊鋼、その子会社のダイドー電子、ホンダの子会社である本田技術研究所の3社は、「ハイブリッド自動車用 重希土類フリーネオジム磁石および駆動モーターの開発」で、第65回 大河内記念技術賞を受賞、3月26日にその贈賞式が行われる。

公益財団法人 大河内記念会が主催する大河内賞は、生産工学、生産技術、生産システムなどの分野で、学術の進歩と産業の発展に大きく貢献した業績に対して、大河内記念会が表彰するもの。

受賞した業績内容は、3社が独自の熱間加工法により、高保磁力、高耐熱性を有する重希土類完全フリーのネオジム磁石を開発し、世界で初めて量産化を実現したこと。さらに、駆動時の磁石への負荷を軽減するモータ設計技術の開発によって、従来と同等性能のハイブリッド車用駆動モータを実現したこと。

この結果、ネオジム磁石の適用拡大に際して課題であった資源調達リスクを回避し、調達ルートの多様化を図ることが可能になる。

贈賞式は、日本工業倶楽部会館(東京 丸の内)で行われる。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る