東急目黒線へ秋にも新型車両を投入…2022年度には8両化へ ホームドアも延伸

目黒線用3020系。当初は6両編成で登場し、2022年度上期から既存車とともに8両化される計画。
目黒線用3020系。当初は6両編成で登場し、2022年度上期から既存車とともに8両化される計画。全 2 枚

東京急行電鉄(東急)は3月26日、目黒線(目黒~田園調布~日吉間)に新型車両3020系を秋から投入することを明らかにした。

3020系は6両編成3本が投入され、田園都市線の2020系、大井町線の6020系と同じく、空気清浄機やハイバック仕様の高い背もたれの座席を採用。車内はドア上には多言語対応のデジタルサイネージを搭載し、ニュースや天気予報などの情報を表示。防犯カメラやフリースペースも設置される。

また、目黒線では2022年度上期から順次、8両化される予定で、日吉駅で目黒線、東横線から接続し、相模鉄道(相鉄)の相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線西谷~新横浜間)へ直通する東急新横浜線(新横浜~日吉間)が開業する2022年度下期までに、3020系を含む目黒線用東急車がすべて8両化される計画。これに伴ない、目黒線全13駅では2両分のホームドア延伸工事が実施される。

東急では目黒線の8両化により、不動前~目黒間上り線の朝ラッシュピーク時(7時50分~8時50分)に、1時間あたりの輸送量を現在より13%多い2万4000人程度を確保できるとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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