ブラバス、メルセデスベンツ Gクラス 新型を800馬力に強化…ジュネーブモーターショー2019

排気音が変化するスポーツエグゾーストシステム

0~100km/h加速は4.1秒、最高速は240km/hでリミッター作動

ブラバスらしい迫力のエクステリア。前後フェンダーを100mm拡幅したワイドボディに

ブラバス 800 ワイドスター(ジュネーブモーターショー2019)
ブラバス 800 ワイドスター(ジュネーブモーターショー2019)全 22 枚

ブラバス(Brabus)は、ジュネーブモーターショー2019において、新型メルセデスAMG『G63』(Mercedes-AMG G63)をベースに高性能化を図ったブラバス『800ワイドスター』(Brabus 800 Widestar)を初公開した。

画像:ブラバス 800 ワイドスター

ブラバスは、メルセデスベンツのトップチューナーとして知られる存在だ。そのブラバスが、2018年春のジュネーブモーターショー2018で発表された新型『Gクラス』のAMGバージョン、メルセデスAMG G63を、さらなる高性能化を目指してチューニングしている。

メルセデスAMG G63のハイライトは、ダウンサイズエンジンの搭載。4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力585hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500~3500rpmを発生する。トランスミッションは9速の「AMGスピードシフトTCT 9G」。駆動方式はAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC」。前後の駆動トルク配分は、40対60を基本とする。メルセデスAMG G63の動力性能は、0~100km/h加速が4.5秒、最高速が220km/h。ドライバーズパッケージでは、最高速が240km/hに引き上げられる。ブラバス 800 ワイドスターブラバス 800 ワイドスター

排気音が変化するスポーツエグゾーストシステム

ブラバス800ワイドスターでは、メルセデスAMG G63の4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボをチューニングした。ターボチャージャーのブースト圧を引き上げつつ、燃料噴射や点火タイミングを変更する新開発のエンジンコンピューターを採用する。排気フラップを備えたスポーツエグゾーストシステムも装着。静かな「Coming Home」モードから、スポーティなV8サウンドまで、さまざまな排気音を発生させる。エグゾーストパイプは、シルバーまたはブラックが選択できる。

0~100km/h加速は4.1秒、最高速は240km/hでリミッター作動

このチューニングの結果、最大出力は800hp/6600rpm、最大トルクは102kgm/3600rpmを獲得した。新型メルセデスAMG G63の最大出力585hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500~3500rpmに対して、パワーは215hp、トルクは5.3kgm引き上げられた。

ブラバス800ワイドスターの動力性能は、0~100km/h加速が4.1秒、最高速が240km/hと、SUVとしては異例のもの。ブラバスによると、タイヤを保護するために、240km/hでリミッターが作動するという。

ブラバスらしい迫力のエクステリア。前後フェンダーを100mm拡幅したワイドボディに

エクステリアは、ブラバスらしい迫力の演出だ。フロントはグリルやバンパー、ボンネットフードが専用デザイン。リアは、バンパーを専用デザインとし、ルーフスポイラーを追加した。前後フェンダーを100mm拡幅したワイドボディ仕様になっており、23インチのホイール&タイヤが装着できる。この23インチホイールは、ブラバスの「モノブロック」で、軽量高剛性な4種類のデザインを設定。タイヤサイズは305/35R23で、ブラバスのテクニカルパートナーのコンチネンタル、ピレリ、ヨコハマ製のいずれかを選択する。

ブラバス 800 ワイドスターブラバス 800 ワイドスタールーフには、補助ライトバーを追加した。2つの強力なLEDユニットが装備される。ヘッドランプフラッシャーまたはハイビームを使用する場合、それぞれ12個のLEDが暗闇の中での視認性を引き上げる。

インテリアには、ファインレザーを使用した。柔らかく通気性の高い「Mastik」レザーとアルカンターラを組み合わせる。ウッドやカーボンファイバーのトリムパネルを豊富にラインナップしている。

《森脇稔》

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