スズキが社内カンパニーとして「二輪カンパニー」を新設…事業収益化を図る

スズキ・カタナ新型(東京モーターサイクルショー2019)
スズキ・カタナ新型(東京モーターサイクルショー2019)全 2 枚

スズキは2019年4月1日付で、組織の改定を行なう。社長直属の社内カンパニーとして「二輪カンパニー」を新設し、二輪事業本部を廃止する。

二輪カンパニーを設立した理由は、独立採算で、積極的に事業正常化への解決策を見出し、収益事業への転換を図るため。二輪カンパニーの下に、二輪企画部、二輪デザイン部、二輪設計部、二輪管理部を置く。

二輪カンパニー長は鈴木俊宏代表取締役社長が兼務する。

2019年3月期第2四半期決算での二輪事業は、売上高が1263億円で前年同期に比べ19億円増加、営業利益は40億円で3億円増加した。第3四半期決算では、売上高は1822億円で前年同期に比べ12億円増加するいっぽう、営業利益は1億円で前年同期に比べ15億円減少している。

ストロボ撮影すると、背後の壁に文字が現れる、新型カタナの展示(東京モーターサイクルショー2019)。ストロボ撮影すると、背後の壁に文字が現れる、新型カタナの展示(東京モーターサイクルショー2019)。

《高木啓》

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