「立ち寄る名湯」、車中泊も可能…アクアイグニス 新名神菰野IC

新名神高速道路、新四日市ジャンクション~亀山西ジャンクション間開通で、クルマ旅の際はますます利用したいアクアイグニス片岡温泉。
新名神高速道路、新四日市ジャンクション~亀山西ジャンクション間開通で、クルマ旅の際はますます利用したいアクアイグニス片岡温泉。全 8 枚

新名神の新四日市JCT~亀山JCT間が開通し、東名阪の渋滞がかなり解消されている。このエリアではファンの多い、湯の山温泉のアクアイグニス片岡温泉へのアクセスも大幅に改善している。立ち寄り入浴もできる温泉リゾート施設だ。

【画像全8枚】

アクアイグニス片岡温泉は、パティシエの辻口博啓氏とイタリア料理のシェフ奥田政行氏が手掛けた、複合温泉リゾート施設。立ち寄り入浴ができる温泉施設をはじめ、宿泊施設、レストラン、季節によってはいちご狩りが楽しめたりと、盛り沢山な施設だ。建築もモダンでスタイリッシュだが、居心地の良さが売りだ。ふらっと立ち寄り、さっと入浴するのも良いし、休憩スペースでゆったりくつろいでいる人も少なくない。早朝のヨガ教室なども人気だ。

温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、いわゆる美人の湯。毎分780リットルの豊富な湯量の源泉はで加温加水なし。かけ流しでたのしむことができる。露天風呂から空を仰ぐと、このほど開通した新名神が見える。施設脇を通過する橋梁が妙に和風だが、もともと石やコンクリート、竹林などを近代的に配しているアクアイグニスの施設デザインと、どこか調和している。

温泉の受付のスタッフは「新名神開通後さっそく、遠くのファンの方が来てくださり、来やすくなったとのお声をいただいております。まだお見えになっていない方も、すでにご利用いただいた方も、もっと気軽にお寄りいただけるといいですね」と話す。従来は東名阪四日市ICから15分ほどというアクセスが一般的だった。新たにできた新名神の菰野(こもの)ICからは10分前後でアクセスが可能だ。

外部電源は取れないものの、クルマ旅クラブ会員であれば、入浴後、駐車場で車中泊ができる湯YOUパークにもなっており、キャンピングカーでの旅行にも利用しやすい。入浴後駐車場で泊まって四日市ICか菰野ICから各地へ、という旅程も組みやすくなった。鈴鹿サーキットでレース観戦の際などに立ち寄っておきたい温泉だ。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  2. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  3. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る