ルノーの取締役に前スマートCEOを起用…電動化に貢献したウィンクラー氏

スマートブランドの前CEO、アネット・ウィンクラー氏
スマートブランドの前CEO、アネット・ウィンクラー氏全 2 枚

ルノーグループ(Renault Group)は4月3日、新たな取締役として、アネット・ウィンクラー氏を迎え入れると発表した。

アネット・ウィンクラー氏は2018年9月まで、メルセデスベンツ傘下のスマートブランドのCEOを務めていた。スマートブランドの全車電動化に向けての取り組みを、加速させてきた人物だ。

アネット・ウィンクラー氏は1995年、メルセデスベンツグループ(当時)に入社。広報やコミュニケーション担当ディレクターなど、さまざまな役職に就いた。

1999年には、ベルギーとルクセンブルクのダイムラー・クライスラー(当時)のCEOに就任。その後、欧州のグローバルビジネス管理と卸売担当の副社長に昇格。2006~2010年にかけて、世界規模でのメルセデスベンツのディーラーネットワークの開発に尽力した後、2010年にスマートブランドのCEOに就任している。

なお、アネット・ウィンクラー氏は、ルノーグループが6月に開催する株主総会において、正式に取締役に就任する予定。ルノーグループのジャンドミニク・スナールCEOは、「アネット・ウィンクラー氏を迎え入れることにより、自動車業界で認められたリーダーの専門知識と国際的な経験から、恩恵を受けることができるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  3. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る