女性ドライバーが運転しやすいトラック、国交省があり方を策定

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国土交通省は4月4日、トラック運送業界で活躍が期待される女性・高齢ドライバーが安心して働くことができるよう、女性・高齢ドライバーが運転しやすいトラックのあり方をまとめた。

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それによると、最新のトラックについては、運送事業者、女性・高齢ドライバーからキャビンの乗降性やシートの調整範囲、ミラーやメーターの見やすさなどの点で高い評価を得ている。一方で、格納式リアステップ、荷台条降グリップ、2面鏡式ミラー、荷台の赤色LEDライトなど、多様なニーズに対応するオプションについて運送事業者側に十分知られておらず、情報の共有化が必要とされた。

運送事業者、女性・高齢ドライバーからは、小物入れなどの収納スペース、陽射しへのへの配慮、あおり・後部ドアの開閉時の負担、ステップ・はしごの設置による荷台の乗降性改善など、更なる改善の要望があり、これら要望に配慮した車両・架装を開発することを求めている。

また、様々なニーズや新技術が開発されることを踏まえ、定期的に国土交通省、業界団体、メーカーが意見交換し、運転しやすいトラックの普及を図ることが必要と指摘された。

国土交通省、全日本トラック協会では、多様な人材が働きやすい環境を整備するため、今回の取りまとめについて、車両メーカー、架装メーカー、運送事業者に周知を図る。

《レスポンス編集部》

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