キャタピラー、油圧ショベルで書道パフォーマンス…新元号「令和」を披露

油圧ショベルによる書道パフォーマンス
油圧ショベルによる書道パフォーマンス全 6 枚

日本キャタピラーは4月5日、日本科学未来館で開催中の企画展「『工事中!』~立ち入り禁止!?重機の現場~」にて、油圧ショベルで新元号「令和」と「平成」を書き上げる書道パフォーマンスを披露した。

今回のパフォーマンスを行ったのは、日本キャタピラーの総合研修施設「D-Tech Center」でデモンストレータとして働く、中 理絵氏。油圧ショベルのバケットの先ににつけた筆で「平成」の文字を書きあげた後、いよいよ「令和」へ。多くの来場客が見守る中、力強くパワフルなイメージの建設機械が、しなやかで繊細に動きで文字を書き終えると、会場から大きな拍手が沸き起こった。

パフォーマンスに使用したのは、管工事や身近な工事現場でも見かけるミニ油圧ショベル「Cat 303E CR」。今回使った機械はICTに対応したマシンガイダンス仕様機だったが、当日は、中デモンストレータの技術のみで完成させた。

建設業界では、建設業従事者や熟練オペレータ減少による人手不足が深刻化しており、経験の浅いオペレータの技術力をサポートしてくれるICT機能の活用とともに、人材の育成や確保が必要となっている。日本キャタピラーでは、イベントを通じて、「令和」の時代を担う子どもたちに建機をもっと身近に感じてもらい、担い手不足解消の一助になってほしいとしている。

油圧ショベルによる書道パフォーマンス油圧ショベルによる書道パフォーマンス

日本科学未来館では、5月19日まで、企画展「『工事中!』~立ち入り禁止!?重機の現場~」を開催しており、キャタピラーグループは企画展への機械の出展等でも協力している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る