ジープ グラディエーター の荷台に格納式テント、キャンピングカーコンセプト発表へ

ジープ・ウェイアウト。グラディエーターがベースのキャンピングカーを提案
ジープ・ウェイアウト。グラディエーターがベースのキャンピングカーを提案全 3 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のジープブランドは、米国で4月13日に開幕する「イースター・ジープ・サファリ」において、コンセプトカーのジープ『ウェイアウト』(Jeep Wayout)を初公開すると発表した。

イースター・ジープ・サファリは今年で53回を数えるジープファンに向けた恒例のイベントだ。米国ユタ州グランド郡のモアブ国立公園で開催され、ジープの優れた悪路走破性が体験できるイベントとして人気が高い。

ジープ ウェイアウトは、ジープの久々の市販ピックアップトラック、『グラディエーター』をベースに、Moparブランドの「ジープパフォーマンスパーツ」でカスタマイズを施したコンセプトカー。Moparは、FCAの純正用品のブランド名だ。

カスタマイズのコンセプトは、「冒険」だ。荷台部分に追加されたフレームの上には、ハシゴと格納式テントが装備されており、キャンピングカーとして使うことを可能にした。ジープパフォーマンスパーツから、スタックした際の脱出を支援するウインチと、水深のある川を渡る際にエンジンに空気を取り込むシュノーケルが装備されている。

また、ジープパフォーマンスパーツのリフトアップキットにより、車高はおよそ50mmアップ。35インチタイヤを組み合わせて、オフロード性能を高めた。荷台のボディ両サイドには、行動半径を広げる目的で、補助燃料タンクを組み込んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る