三菱 アウトランダー PHEV、世界販売20万台…発売6年で達成

三菱自動車の米国部門は4月11日、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)の世界累計販売台数が20万台を達成した、と発表した。

アウトランダーPHEVは2013年に発売。世界累計販売台数20万台は、発売からおよそ6年での達成となる。

三菱 アウトランダー PHEV
三菱 アウトランダー PHEV全 6 枚

三菱自動車の米国部門は4月11日、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)の世界累計販売台数が20万台を達成した、と発表した。
アウトランダーPHEVは2013年に発売。世界累計販売台数20万台は、発売からおよそ6年での達成となる。

最新モデルでは、駆動用バッテリーとエンジンを新設計する大幅改良を実施。モーターやジェネレーターの出力を向上させるなど、プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、ほぼ一新といえる約9割のコンポーネントを改良している。

エンジン排気量は、2.0リットルから2.4リットルに、400cc拡大。このガソリンエンジンは、カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により、アトキンソンサイクル化を図り、低回転域で効率性の高い発電を可能にしている。また、エンジン発電制御を全域で見直し、エンジン音を大幅に低減させることで、発電によるエンジン始動時の違和感を低減させた。

さらに、駆動用のリチウムイオンバッテリーの蓄電容量は、約15%向上させ13.8kWhとし、最大出力も約10%引き上げた。ジェネレーターやリアのモーターの出力も約10%向上させることにより、力強い走りを追求した。2019年モデルのパワースペックは、エンジンが135ps、フロントモーターが82ps、リアモーターが95ps。EVモードの航続は、57.6km(WLTCモード)となる。

現在、アウトランダーPHEVは、世界50か国以上で販売。また、アウトランダーPHEVは世界で最も売れているプラグインハイブリッド車(PHV)だ。欧州では2015年から4年連続で、PHVカテゴリーの販売首位を維持している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  3. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  4. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  5. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る