◆4ドアセダンでありながらCd値はGT-Rと同等の0.26を実現
新型の特長が、スポーティなエクステリアだ。低重心でワイドなスタンスとともに空力性能を追求する。低い重心と流線形のエクステリアデザインにより、空気抵抗を低減。前方空気抵抗係数のCd値は、『GT-R』と同等の0.26を実現しているという。
フロントには日産デザインを象徴するVモーショングリルを装備。リアにはブーメラン型のLEDライトを採用した。ボディサイドのデザインは、静止しているときでも動きを感じさせるダブルウェストラインが特長になるという。

◆最新の車載コネクティビティと先進運転支援システムを採用
3つの吹出口を備える空調システムは、さらなる快適性と利便性を求めてデザインされた。統合スイッチをコントロールすることで、左右のフロントシートとリアシートにそれぞれ送風することができる。インストルメントパネル中央には、8インチモニターをレイアウトした。スマートで機能的なデザインのメーターパネルには、さまざまな情報を表示する7インチの高解像度TFTモニターが装備されている。
新型シルフィには、シームレスなコネクティビティ機能を目指して、最新のコネクティビティを導入する。スマートフォンとシームレスにつながり、ボイスコマンド機能も採用した。ドライバーをサポートし、ドライビング体験を向上させることを狙う。

◆新開発の1.6リットルガソリンエンジンを搭載。燃費は6%以上向上
新型シルフィには、燃費性能を向上させた新しいパワートレインを採用し、最新の「HR16DE」型1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。トランスミッションは、エクストロニックCVTを組み合わせた。燃費性能を向上させながら、リニアでスムーズなドライビングを追求する。新型シルフィの燃費は、20.4km/リットル。先代の19.2km/リットルに対して、6%以上向上している。
また、新型シルフィでは、ハンドリングを向上させ、より安定したドライビングフィールを実現するため、ステアリングやサスペンション、ボディの剛性を引き上げている。