ダイムラー、メルセデスベンツの電動化を加速…次世代リチウムイオンバッテリー素材を開発へ

ダイムラーのメルセデスベンツ向け次世代リチウムイオンバッテリーのイメージ
ダイムラーのメルセデスベンツ向け次世代リチウムイオンバッテリーのイメージ全 3 枚

ダイムラー(Daimler)は4月16日、米国でバッテリー素材の開発を手がけるシラ・ナノテクノロジーズ(Sila Nanotechnologies)社と戦略的提携を結び、次世代のリチウムイオンバッテリー素材を開発すると発表した。

メルセデスベンツは電動化戦略を加速している。2022年までに、メルセデスベンツの全ラインナップに、電動パワートレイン車を設定する予定だ。EV、プラグインハイブリッド車(PHV)、48ボルト電気システム車、燃料電池車10車種以上を投入。ダイムラーは2025年までに、メルセデスベンツ乗用車の総売上高の15~25%を、電動モデルが占めると見込む。

今回の提携は、電動化戦略の一環だ。シラ・ナノテクノロジーズ社は2011年に設立されたスタートアップ企業で、本社を米国カリフォルニア州に置く。バッテリー素材の開発を手がけている。

シラ・ナノテクノロジーズ社は、リチウムイオン技術を凌駕する新しいバッテリー素材を開発中。画期的な化学反応により、現在のリチウムイオンに対して、20%性能を引き上げることを可能にするという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る