このFC大型商用トラックは、米国に本拠を置くトラックメーカー、ケンワースとトヨタが共同開発。2019年秋から、このFC大型商用トラックを使用した貨物輸送オペレーションを、米国ロサンゼルス港で行う予定だ。
プロジェクトで使用するFC大型商用トラックには、トヨタが2017年から行ってきた走行テストで得られたノウハウを投入。ケンワースの『T680』をベースに、パワートレインにはトヨタ『ミライ』のFCシステムを応用して搭載した。航続は、平均的な1日の運送距離の2倍となる300マイル(およそ480km)だ。

トヨタは、これらの取り組みを段階的に進め、最終的には500トン以上の温室効果ガスと、窒素酸化物やPM10などの有害物質を0.72トン削減することを目指す、としている。