カルマ、バタフライドアのEVロードスター提案…上海モーターショー2019

カルマオートモーティブのカルマ SC1 ビジョンコンセプト(上海モーターショー2019)
カルマオートモーティブのカルマ SC1 ビジョンコンセプト(上海モーターショー2019)全 15 枚

カルマオートモーティブは、中国で開幕した上海モーターショー2019において、『カルマSC1ビジョンコンセプト』(Karma SC1 Vision Concept)を初公開した。

カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『カルマ・レヴェーロ』を生産・販売している。

上海モーターショー2019でワールドプレミアされたカルマSC1ビジョンコンセプトは、カルマオートモーティブの将来の方向性を示したコンセプトカーだ。ゼロエミッションのEVロードスターを提案している。

低いシルエットのロードスターボディには、バタフライドアを採用。長いフロントノーズのデザインは、1935年の初飛行で平均速度566km/hという陸上機の世界速度記録を打ち立てたヒューズ社の航空機『H-1』がモチーフという。

また、カルマSC1ビジョンコンセプトには、最新のコネクティビティを導入。5Gによるコネクティビティが可能な新開発のインフォテインメントは、ドライバー正面と助手席前方に合計2個のモニターを配置する。音声だけでなく、目の動きでも操作できる通信システムも搭載している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 【三菱 デリカミニ 新型】日本のアニメ文化も取り入れた新「ウルルン顔」は可愛いだけじゃない
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る