ボルボカーズ営業利益19%減、世界新車販売は好調 2019年第1四半期決算

ボルボカーズの主力車
ボルボカーズの主力車全 4 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は4月25日、2019年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は629億1000万スウェーデンクローナ(約7355億円)。前年同期の568億1300万スウェーデンクローナに対して、10.7%増加する。

一方、第1四半期の営業利益は、29億1900万スウェーデンクローナ(約341億円)。前年同期の36億1600万スウェーデンクローナに対して、19.3%の減益となった。ボルボカーズによると、減益となったのは、関税の引き上げや複数の市場での値下げ圧力などによる部分が大きいという。

2019年第1四半期の世界新車販売台数は16万1320台。前年同期比は9.4%増と、前年超えを維持している。市場別では、欧州が回復傾向にある。第1四半期実績は8万6520台。前年同期比は8.8%増だった。

ボルボカーズの主力車ボルボカーズの主力車

米国では2019年第1四半期、2万2058台を販売。前年同期比は9.8%増と、引き続き伸びた。米国を上回ったのは中国。第1四半期実績は2万9886台。前年同期比は3.9%増と堅調だった。

車種別の2019年第1四半期実績では、『XC60』が新型効果で最量販車に。欧州、中国、米国の世界3大市場において、販売を伸ばした。XC60に次いだのは、コンパクトSUVの『XC40』。XC40はとくに、欧州市場において支持を集めた。XC40に続いたのは『XC90』。米国市場で販売が伸びている。

ボルボカーズの主力車ボルボカーズの主力車

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
ランキングをもっと見る