【F1 アゼルバイジャンGP】ボッタスが大逆転でポールポジションを獲得

F1アゼルバイジャンGP
F1アゼルバイジャンGP全 8 枚

F1第4戦アゼルバイジャンGPの公式予選が27日、アゼルバイジャン共和国の首都バクー市街地コースで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

Q1でロバート・クビサ(ウイリアムズ)が、Q2ではポールポジションも期待されたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュ。マシン回収とコース修復のためにセッションの中断が長引き、本来なら1時間で終わる予選だが、Q3が始まるころには1時間40分が経過していた。

Q1でトップタイムをマークしたピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)はフリー走行で受けたペナルティによりピットスタートが決まっているためQ2以降を走行せず予選15番手。クラッシュしたルクレールは6位でQ2を突破したが、マシン修復のためQ3を走行せず。ポールポジション争いはこの2人を除くメルセデス、フェラーリ、レッドブルの4人に絞られた。

Q3の1回目のタイムアタックが終わった時点ではルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイム。以下マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)と続いた。最後のアタックもハミルトンに軍配が上がるかと思われたが、それまで息を潜めていたボッタスがハミルトンを0.06秒上回る1分40秒495を記録。前戦に引き続きポールポジションを獲得した。2番手はハミルトンで、メルセデスは今季3度目のフロントロー独占。3番手はベッテル、フェルスタッペンは4番手で予選を終えた。

F1アゼルバイジャンGPF1アゼルバイジャンGP

トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが好調で6番手。アレクサンダー・アルボンは13番手だった。

■F1アゼルバイジャンGP 公式予選結果
1. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分40秒495
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分40秒554
3. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分40秒797
4. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分41秒069
5. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)/1分41秒593
6. ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)/1分41秒681
7. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分41秒886
8. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分42秒424
9. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分43秒068
10. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/No Time

F1アゼルバイジャンGPF1アゼルバイジャンGP

以下Q2
11. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分42秒398
12. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分42秒477
13. アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)/1分42秒494
14. ケビン・マグヌッセン(ハース)/1分42秒699
15. ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)/No Time

以下Q1
16. ランス・ストロール(レーシングポイント)/1分42秒630
17. ロマン・グロージャン(ハース)/1分43秒407
18. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)/1分43秒427
19. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分45秒062
20. ロバート・クビサ(ウィリアムズ)/1分45秒455

F1アゼルバイジャンGPF1アゼルバイジャンGP

《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. ホンダが新型EVの『e:NP2』を中国で発売…北京モーターショー2024にも展示
ランキングをもっと見る