【スーパー耐久 第2戦】昨年王者の1号車GTNET GT-Rが今季初優勝…グループ1決勝

2019スーパー耐久第2戦グループ1決勝
2019スーパー耐久第2戦グループ1決勝全 11 枚

2019年のピレリ スーパー耐久シリーズ第2戦「SUGO SUPER TAIKYU 3Hours Race」のグループ1決勝レースが28日に行われ、最高峰のST-Xクラスでは、No. 1 GTNET GT3 GT-R(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗)が今季初勝利を飾った。

【画像全11枚】

スポーツランドSUGOでの3時間レースでは、2グループに分けて決勝レースを開催される。このうち、ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラスで構成されるグループ1の決勝が日曜日に開催された。

2戦連続でポールポジションを獲得した1号車がスタートでもトップを死守するが、序盤からペースが良かったNo.83 X WORKS R8が開始10分のところでオーバーテイク。トップに浮上した。

レースが序盤から荒れ模様となり、アクシデント等でストップした車両を回収するためにコース全域で速度制限がかかる、フルコースイエローが何度も導入される展開となった。1号車はこのタイミングでピットインを繰り返し、給油作業を敢行する戦略に出た。

さらに開始から1時間30分を過ぎたところで発生したアクシデントによりセーフティカーが導入された際、ちょうどタイムロスが少なく済むタイミングで1号車は最後のピット作業を済ませることに成功。全く偶然のタイミングではあったが、これがきっかけとなり、最終的に逆転でトップに浮上。107周を走りきり、今季初優勝。先を見越した巧みなレース戦略が勝因となった。

2位にはNo. 244 LEXUS RC-F GT3、3位にはNo. 777 D’station Vantage GT3が入った。

ST-ZクラスNo. 3 ENDLESS AMG GT4が開幕2連勝をマーク。ST-TCRクラスでは今回もアウディ勢が速さをみせ、No. 19 BRP★Audi Mie RS3 LMSが初優勝を飾った。

その他、ST-1クラスはNo. 47 D’station Porsche、ST-2クラスはNo. 6 新菱オート☆DIXCEL エボX、ST-3クラスはNo. 38 ADVICS muta racing RC350 TWSが、それぞれクラス優勝を飾った。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る