ミニEクラス?奇妙なメルセデスの正体は、あのオープンスポーツの新型だった

メルセデスベンツ SL 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ SL 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 10 枚

謎のメルセデスベンツ『Eクラスセダン』をカメラが捉えた。極端に切り詰められたホイールベースから、まるで“ミニEクラス”のようだが、実はオープンスポーツカー『SL』次期型のテストミュール(仮ボディの開発車両)だという。

【画像全10枚】

捉えた車両のフロントマスクはEクラスそのものだが、バンパーにカナード、セダンより広いトラックを示唆するフェンダーフレアを装備し、リアドアがショートカットされている。さらに巨大なブレーキ、キャビン内にはロールケージが見てとれ、2ドアスポーツの開発車両であることは間違いない。

だがSL次期型ならば、なぜ現行モデルをテスト車両に使用しないのかと疑問に思うかもしれない。次期型では格納式ハードトップを捨て、2シーターから2+2レイアウトへと変更されることが噂されており、その開発にはEクラスが最適という判断なのだろう。BMW『8シリーズ』やポルシェ『911カブリオレ』との競争力を高めることになりそうだ。

次期型のパワートレインは、電動化が進む。最高出力370ps、及び436psを発揮する2種類の3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン+電気モーターのEQブーストをラインアップ。同ブランドでは、フルEVに「EQ」、プラグインハイブリッドには「EQパワー」、高性能ハイブリッドは「EQパワー+」、そして最もマイルドなハイブリッドが「EQブースト」の名称が与えられている。またトップモデルには、最高出力630psを発揮する最高出力630psを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン搭載の『SL63』などが予想されている。

ワールドプレミアは、最短でも2021年になるだろう。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. 日産『GT-R』生産終了、記念イベントを11月22-24日開催…歴代Rが一堂に
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る