【三菱 eKワゴン 新型試乗】とにかく実用的なのが、このクルマの本領だ…島崎七生人

三菱 ekワゴン 新型(G 2WD)
三菱 ekワゴン 新型(G 2WD)全 12 枚

同時デビューの『eKクロス』に対し『eKワゴン』はシリーズ名もルックスもきわめてオーソドックス。とはいえ、決してつまらないクルマではなく、MUJIの良品のようなシンプルさ、あたりのやわらかさが持ち味だ。

【画像全12枚】

とにかく実用的なのが、このクルマの本領だ。

特筆に値するのは運転席まわりの小物入れの豊富さで、助手席側は最上段のトレイ部を入れると3段、センター部分はカップホルダーのみならずトレイとそのさらに下にもポケットを装備、助手席下にはシューズボックス、助手席側ドアには車検証を収めておける専用のポケットも用意される。

三菱 ekワゴン 新型(G 2WD)三菱 ekワゴン 新型(G 2WD)
カップホルダーはインパネ左右にも用意され、ドアポケットにもスペースがあるから、“カップのコーヒーを飲みながらボトルの水も用意しておく”といったワガママな使い方も可能。ともかく、メガネ、メガネ……と(!)、どこに何を入れたか忘れそうなほど物入れが豊富である。

後席は座面をあえて低めにし、子供や年配の乗員に座りやすくし、クッションの角を削いで乗降性にも配慮。後席はワンレバーでスライド操作ができ後席とラゲッジスペースの調整が図れたり、2WDなら床下に掘り込んだスペースも用意され、利便性を高めている。

三菱 ekワゴン 新型(G 2WD)三菱 ekワゴン 新型(G 2WD)
MI-PILOT(マイパイロット)の呼称のもと、車線と車間をキープ、渋滞追従完全停止からの再スタートなど先進の安全装備も充実。軽では初となるデジタルルームミラーは、幅広い条件下で液晶モニターで視界が確保できる便利なアイテムだ。

そして走りも快適。搭載エンジンは3気筒のNAでCVTの組み合わせ、試乗車は2WDだったが、エンジン特性が実に扱いやすく、ターボよりもスムースに快適な走らせかたができるほど。乗り味もekクロスのターボ4WDと車重とタイヤサイズの差分で、実用車らしいしなやかな味わいで、ステアリングの保舵力がターボと足並みが揃えば、より安心感の高い走りっぷりが体感できそう……と思えた。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『シエンタ』一部改良、新色「クリアベージュ」追加…「E-Four」は寒冷地仕様が標準に
  2. ジムニーで「ヨコニー」、カーメイトが“映える”外装ドレスアップ3製品を発売
  3. 『セリカ』が復活、トヨタGRに大きな動きが!…7月のスクープ記事ベスト5
  4. フィアット『トポリーノ』に「Vilebrequin」、地中海沿岸のライフスタイルを表現
  5. ヤマハの原付電動スクーター『JOG E』全国発売へ…7月のモーターサイクル記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  2. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  3. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  4. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  5. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
ランキングをもっと見る