三菱 パジェロスポーツ 新型、全天候型オフロード仕様を提案

新型三菱ショーグンスポーツ(パジェロスポーツ)のSVPコンセプト
新型三菱ショーグンスポーツ(パジェロスポーツ)のSVPコンセプト全 7 枚

三菱自動車の欧州部門は、英国で開催された「バーミンガム商用車ショー2019」において、新型『ショーグンスポーツ』(グローバル名:新型『パジェロスポーツ』)の「SVPコンセプト」(Mitsubishi Shogun Sport SVP Concept)を初公開した。

画像:新型三菱ショーグンスポーツ(パジェロスポーツ)のSVPコンセプト

初代パジェロスポーツは、1996年に誕生。日本市場では、『チャレンジャー』として販売された。2世代目となるパジェロスポーツは、2008年に発表。新型パジェロスポーツは3世代目モデルとなる。

新型パジェロスポーツは、タイ、オーストラリア、ASEAN、中東、アフリカ、中南米、ロシアなど、世界およそ90か国で販売されるグローバルモデル。新型は、「スタイリッシュで快適なオフロードSUV」をテーマに開発。『パジェロ』ブランドを継承した本格オフロードSUVでありながら、洗練された上質なデザイン、上質な走りと快適な居住空間、クラストップレベルの環境性能、先進の予防安全装備などを持ち合せた新世代のミッドサイズSUVとした。

バーミンガム商用車ショー2019では、この新型ショーグンスポーツのSVPコンセプトが初公開された。全天候型のオフロード仕様をテーマに、LEDライトバーとラリースタイルのPIAAドライビングランプを装備する。サスペンションは、コニなどと共同開発。オーバーフェンダーが装着され、BFグッドリッチ製のワイドなオールテレーンタイヤを収める。

エンジンは、パジェロスポーツ初の2.4リットル直列4気筒「MIVEC」ターボディーゼル。最大出力181hp、最大トルク43.8kgmを引き出す。トランスミッションは8速ATを組み合わせる。4WDシステムは「スーパーセレクト4WD-2」を搭載し、路面状況に応じて走破性と安定性を高めるオフロードモード制御や、ヒルディセントコントロールを採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 3輪電動モビリティ「Raptor」、新デザインモデル初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る