熱可塑性炭素繊維 CFRTP を量産車の構造部材に採用 帝人のセリーボ

帝人のCFRTPが採用されるGMCシエラ・デナリ
帝人のCFRTPが採用されるGMCシエラ・デナリ全 7 枚

帝人は5月7日、熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)製品『セリーボ』がゼネラルモーターズ(GM)のピックアップトラック2車種に採用されたと発表した。CFRTPが量産自動車の構造部材に使用されるのは世界で初めて。

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セリーボは、世界で初めて製造タクトタイムを約1分にまで短縮したことで、自動車部品の量産部品を可能にしたCFRTP。GMが今夏から市場投入するGMCブランドのピックアップトラック『シエラ』の、「シエラ・デナリ1500』と「シエラAT4 1500」の、荷台(ピックアップボックス)に採用される。

帝人とGMが共同開発したこのピックアップボックスは「カーボンプロ」と呼ばれる。ポリアミド系樹脂を母材として炭素繊維をランダムに分散させたセリーボを、荷台内側のパネル部分に使用する。

セリーボを使用することで、成形時間を大幅短縮しながら、スチールを使用したピックアップボックスに比べて約40%の軽量化、約10倍の耐衝撃性を実現する。また、従来の素材では量産できなかった複雑なデザインの成形にも対応可能で、リサイクルも容易としている。

《レスポンス編集部》

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